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ネイリストの収入・離職率・将来性を知ってほしい【なりたい人必見】

ネイリストの離職率や将来性

先日、高校生の女の子から次のようなメッセージがあったので、今回はそのメッセージに答えていきます。

女子高生Aさん
女子高生Aさん

私は将来ネイリストになりたいのですが、お父さんから「将来無くなる仕事だからやめとけ」と言われて反対されています。しかも離職率も高いみたいで、どうしようか悩んでいます・・・。
※メッセージの一部抜粋

メッセージありがとうございます。

初めてのメッセージで嬉しかったのと、現役のネイリストとして「ネイリストの現状と将来性」は常に不安視している部分だったので頑張って書きました。

かなり長いので、先に結論だけ書くと『低価格競争に巻き込まれない自分の戦い方ができるネイリストになれば、10年とか近い未来で仕事がなくなることはない』です。

私がそう予測した理由をこれから書いていきます。

  • 高い離職率の理由と解決策
  • オートネイルなどの技術に仕事が奪われるのか
  • 将来必要とされるネイリストは

など、ネイリストを目指すうえで知りたいであろう項目にも力をいれて書いているので、最後まで読んでもらえると嬉しいです。

みかん
みかん

あくまで現役ネイリストである個人が予測した将来です。主観を排除して予測したつもりですが『ネイリストは無くなって欲しくない』という願望が含まれている可能性があります。
予めご了承ください。

ネイリストの現状

ネイリストの離職率が高い理由

ネイリストの離職率は本当に高くて、新入社員は1年で5~8割が辞めると言われています。実際に私が初めて入ったネイルサロンでは、約20人いた同期が3年以内に全員辞めました。

なぜそうなるのかをザックリ話すとこんな感じです。

理想
理想

ネイルが好きだからネイリストになるんだ。
楽しみだなぁ~!

現実
現実

忙しい。変な客多い。人間関係ワルい。休み少ない。ネイル以外の仕事多い。思ってたのと全然違う~!!

ネイリストって思っているよりキツイ職業なんです。その理想と現実のギャップが高い離職率を生みます。

よく言われているキツイ部分は、次のようなもの。

体力的にキツイ

自分や友達にネイルをするのと違い、ネイリストのネイルは時間勝負。限られた時間内に終わらせるため集中して細かい作業をします。それが8時間以上続くので毎日グッタリ。忙しすぎて食事が取れない日も多々あります。

それに加え、残業代も出ない研修、会議、集客ツールの更新などで帰るのは夜遅くなることも・・・

クレーマーの存在

理不尽なことを言ってくるお客さんが来ます。
対応するだけで本当に心がすり減ります。

人間関係悪い

個人的にはこれが一番辛いことです。
陰口を言い合っている職場、お局様がいる職場、常に不機嫌な上司がいる職場。

職場内の空気がギクシャクしていてると疲れが何倍にもなります。逆に助け合いができる良い職場だとかなり楽しく働けます。

低い給与形態

最初から給料が低いことは知っていても、頑張って、頑張って、給料がちょっとしかなければ心が折れます。

未経験だと年収200万前半が多く、300万円を超えるのはごく一部の優良店だけです。小さな店舗だと社会保険すらかけられていないことが多々あります。


これだけ書くとネイリストって駄目じゃんって思うかもしれませんが、ここに挙げたのは“経営している会社が悪い”のであって、ネイリストという職が悪いわけではありません。

ネイリストとして楽しく働くには~就職~

「悪いのは会社なので、良い会社に入りましょう」と言っても、未経験で良いサロンを見分けたうえ、内定を勝ち取るのは難しいはず。

ブラックなネイルサロンはすぐに人が辞めるからどんどん求人を出します。求人を出し慣れているので、素敵なサロンに見せるコツを知っているヤバいネイルサロンだってあります。タチが悪い・・・。

ネイルサロンのブラック求人

※たくさん求人を出しているからブラックという訳ではありません。事業拡大や、離職が偶然重なった場合など、大量の求人募集をするホワイトネイルサロンもあります。(だからこそ判断が難しい)

みかん
みかん

みんな仲良しって感じの写真をたくさんサイトに載せているけど、実際に入ってみたらめんどくさい人間関係だったなんてことも・・・。


じゃあどうすればいいかというと・・・

超ブラックなネイルサロンだけは絶対に回避する!

超が付くブラック企業に入ってしまうと、成長しないし、辛いし、ネイリストという職業が嫌いになってしまいます。

良いネイルサロンに入るのは難しいけど、超ブラックを避けるだけならそれほど難しくはありません。

いくつかブラックを見極めるポイントを挙げます。

客として接客を受けてみる

ネイルサロンに電話予約をして、シンプルなフレンチネイルの施術を受ければある程度レベルが分かります。

接客レベル、施術レベル、社員同士の雰囲気、整理整頓されているか、など見るポイントはたくさんありますが、特に注目すべき点は『人間関係』です。

アシスタントさんに酷い言葉遣いをしているお店は絶対にNG!

ネットで評判を調べる

今の時代インターネットで口コミを調べれば、すぐに評判が出てきます。圧倒的に悪い評価が多い店は絶対にNG!

超低価格店を避ける

超低価格のお店には低価格にしている理由があります。

質の低いネイリストばかりで格安にしないと集客できないネイルサロンは絶対NG!バタバタと忙しいだけで成長できません。

効率化によって低価格を実現している、といった明確な理由がある場合はNGではありません。


これらのポイントを抑え、ブラック企業への就職さえ避ければ、ネイリストとして楽しく働くための第一段階はクリアです。

ネイリストとして楽しく働くには~キャリアアップ~

今の時代、最初に就職したところでずっと働く人は少ないです。

ある程度腕を磨いたら、もっと理想とする働き方へとステップアップしましょう。(もちろん最初の職場でずっと働いてもOKです。)

『私は〇年で次のステージへ行く』と割り切って、次への準備をしながら働くことで、精神的にも楽になります。

では、どのような働き方があるのか例を挙げます。

自分に合ったネイルサロンに転職

〇〇のネイルサロンは給料が良い、〇〇のネイルサロンは技術が高い。
そんな情報を働きながら(こっそりと)集めましょう。ネイリストになる前より多くの情報を仕入れれるはずです。

良いなと思えるネイルサロンが見つかったら求人に応募して、受かったら転職しましょう。人間関係の良いネイルサロンは本当に楽しく働けます。

自分のペースで働きたかったらパートやアルバイトでも良いと思います。

みかん
みかん

私は「ゆったり働ける、価格帯の高いネイルサロン」に絞って探しているとき、知人から誘ってもらい理想の職場と出会えました。

出張ネイリスト、自宅ネイリスト

独立といっても店舗を構える必要は一切ありません。必要なのは『お客さん』『ネイル施術道具一式』だけです。

自分で店舗を出すと数百万円かかりますが、この方法だと数十万円あれば始めることができます。

「このネイリストさんにネイルしてもらいたい」と思ってもらえる人間性や技術、特徴があれば会社で働くよりずっと効率的に稼ぐことができます。

共通点があるお客さんとは良い関係を作りやすいので、『派手なネイルが好き』『ママ友が多い』『アニメ好き』『ジャニーズ好き』など特化できる何かがあれば相当強いです。※著作権や商標権の侵害はしないように気を付けましょう。

みかん
みかん

実際に私の友達は何人も出張ネイルで働いています。
人口20万人くらいの市で出張ネイルをしている友人は、SNS集客もせず紹介のお客さんだけで月20万円以上稼いでいます。
本当に幸せそうですが、唯一のデメリットが税務申告だそうです。

面貸しサロン

今の時点では都会にしかないネイル専用レンタルスペースが、今後増えていくと思われます。

出張サロンと同じで、この人にネイルをしてもらいたいと思われる人間性や技術、特徴があれば効率的に稼ぐことができます。

みかん
みかん

フリーになって困らないために、集客ツールになるSNSを育てておくのは良いかもしれません。

その他

介護施設と契約したり、ネイルチップを販売したり、講師になったり・・・働き方は様々です。

みかん
みかん

英語が話せる友達が日本に住む外国人専用の出張ネイルをしているのですが、かなりの高単価報酬をもらっています。日本人のネイルレベルは世界トップクラスらしいです。


今の時代『個人のネイリストとしてお客さんに求められる力』があれば、いくらでも活躍する方法があります。

みかん
みかん

独立して自分のネイルサロンを開くという選択肢もあります。しかし10年以内に9割が廃業しているので、かなりの覚悟がない限りはおすすめしません。

ネイリストの将来性はどうか

これまで書いてきたことはネイリストの現状です。

これからネイリストを目指す方が気になるもっと未来のこと、ネイルサロンは今後どうなる?機械化で仕事が無くならないか?といった疑問に対する私の考えを書いていきます。

ネイルサロンに未来はあるのか?

正直な話、ネイル業界は低価格化により既に厳しい状況にあります。

そして、悲しいことに今後現れる脅威によって更に厳しくなっていくと、私は考えています。

その脅威は『オートネイルなどのテクノロジー』や『セルフネイル』、もしかすると今は存在しない新たなサービスかもしれません。

ネイリストの中には

ネイリストA
ネイリストA

え、オートネイル、ああ、なんか出てたね。
え、セルフネイル、お遊び?

みたいに無関心の人もいます。

でも、セルフネイル商品の品質が上がれば「ネイルサロンに行かなくていいや、自分でやろう」と思う人はきっと増えます。

そのとき大切なのが『差別化』です。

どれだけセルフネイルの質が向上しても「あなたにネイルしてもらいたいのよ」と言ってもらえるサービスを提供できていたら、お客さんは離れていきません。

例えばですが・・・

お客さん
お客さん

あなたに愚痴を聞いてもらいたいから、私は毎月ネイルをしにきているのよ!

と言われるくらい聞き上手のネイリストだったら、セルフネイルなんて脅威でもなんでもありません。

私が冒頭で『低価格競争に巻き込まれない自分の戦い方ができるネイリストであれば10年後も大丈夫』と言った理由はここにあります。

父親
父親

でもオートネイルなどの技術によって、ネイリストという職業自体が無くなりませんか?
娘が将来ネイリストになるのが不安で・・・。

きっとメッセージをくれた女子高生のお父様が心配されているのは、このことだと思うので、オートネイルの脅威にも触れていきます。

オートネイルの出現でネイリストは消えるのか?

私個人としては、オートネイルによってネイリストが無くなることは、ほとんどない。もし無くなるとしてもかなり先という考えです。

なぜかというと、オートネイルで自動化できるのはネイリストが行う施術の一部だからです。

なので、オートネイルを使いこなす店舗が増え、一部の層で低価格競争が進むことはあっても、ネイリストという職業が無くなることはありません。

父親
父親

じゃあ完全自動化の新しい機械が出てきたら?

もし新たな技術でネイルの完全自動化ができるようになったとしても、ネイリストが無くならないという考えは変わりません。

他業種を例に出して説明すると

  • 飲食店・・・サイゼリヤ、スシロー、餃子の王将
  • ファッション・・・ユニクロ、GU、しまむら、H&M
  • 美容院・・・QBハウス

これらの企業は『え、この値段でこのサービス?』と驚くようなサービスを提供しています。しかし、全てを独占できている訳ではありません。庶民派の店もあれば、高級店もあります。

もしネイルの完全自動化によってネイリストのいらない超低価格ネイルサロンができたとしても、全員がそのネイルサロンを使うとは思えません。

『差別化』ができているネイルサロンはきっと生き残ります。

なので『低価格競争に巻き込まれない自分の戦い方ができるネイリストになること』それが大切です。少なくとも私はそう信じて、新しい技術は吸収して、常に成長していこうと頑張っていきます。

つまりは・・・

私の文章力がなくて分かりにくかったと思うので、簡単にまとめてみます。

ネイリストは低価格競争が進んで厳しい状況が続くので、低価格競争に巻き込まれない自分の戦い方を身につける必要があります。

ただ、これからネイリストを目指す方たちは、そんな余裕がないと思うので、とりあえずブラック企業だけは避けて就職してください。そこから努力次第でいくらでも未来は広がります。

ネイリストの将来は決して暗くはありません。私はこれからネイリストになりたいと頑張っている方を応援します!

みかん
みかん

生まれて初めてこんなに真剣に長文を書きました。
文章を書くの難しいです・・・。
最後まで読んでいただきありがとうございます。

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