マスキングテープを使ってフレンチネイルを作るやり方を丁寧に説明します。
簡単に作れるというネットの情報をもとに作ってみたけど、綺麗に作るのは結構難しいと思ったので、失敗しないコツに重点を置いて説明します。
失敗したときの修復方法も紹介しているので、初心者さんも気軽に試してみてください♪
セルフネイルは失敗したときの修復が大切です!
目次
テープの使い方と失敗しない3つのコツ
まずは基本的なマスキングテープの使い方を写真で『パッ』とご紹介♪
- マスキングテープを貼る
- マニキュアを塗る
- マスキングテープを剥ぐ
基本はこの3STEPです。
でもこれだけだと綺麗に作れない可能性があるので、次の3つのコツを意識して作ってください。
- ベースコートは完全に乾かす
- 隙間をなくす
- 乾かして剥ぐ
3つのコツをおさえれば9割がた成功するので、ひとつひとつ紹介していきます。
① ベースコートをしっかり乾かして貼る
マスキングテープは絶対にベースコートが乾いてから貼りましょう。
もし半乾きの状態で貼ってしまうと、ベースコートがテープに持っていかれます。
粘着力の強いマスキングテープは、軽く皮膚などにつけて粘着力を弱めるのがおすすめです。
粘着力が弱すぎると隙間ができて失敗するのでやりすぎNGです。
② 塗る側の隙間をなくす
爪とマスキングテープの間に隙間があるとカラーがにじみます。
塗る側だけで良いので、隙間ができないようにピッタリ貼りましょう。
塗るときは、マスキングテープが浮かないように他の手で抑えると上手くいきます。
隙間なく貼るためには事前のネイルケアも重要です。
爪磨きで爪表面の凹凸をなくしておきましょう。
③ 剥がすタイミング
マスキングテープはすぐ剥がす?乾かして剥がす?
どちらのやり方でもできるのですが、私が色々試した結果『しっかりと乾かして剥がす』ほうが綺麗に作れました。
その理由は次の写真を見れば分かると思います。
少し分かりにくいけど、剥ぐときに伸びたマニキュアでラインがガタガタになっています。
完全に乾かすのは無理でも、最低10分は待ちましょう。
1度塗り、2度塗り、どちらでも綺麗に作れます。
だけど2度塗りで『乾いた層』と『乾いていない層』があると失敗しがち。2度塗りする場合はしっかり乾かしましょう。
【重要】失敗したときの修復方法
どれだけポイントをおさえても失敗することはあります。
でも失敗したからといって作り直す必要はありません。セルフネイルで大切なのは『修復』です。
ひとまず除光液を置いて、これから紹介する方法で修復してみましょう。
小さな隙間があったせいか、空気ができて失敗!
そんなときは、爪楊枝でペッペッとごまかします。
爪楊枝で優しく押してあげるだけで綺麗♪
強く押すとベースコートが剥げてしまうので、優しく押しましょう。
失敗したフレンチライン上にラメラインを重ねれば、簡単に失敗をごまかすことができます。
普通にマニキュアの筆でもできますが、アート筆があればとても便利♪
失敗していた部分がラメで完全に隠れて、綺麗なフレンチネイルの完成です。
ラメラインではなく、ラメを上から塗るだけでもOKです。
最後は極端に失敗した場合の修復をおこないます。
マスキングテープの隙間から向こう側が見えるほど雑に貼りました。
失敗する未来しかみえませんが、やってみます。
さすがに除光液で落としたくなるほどの失敗ですが修復してみます。(作り直した方が早い可能性はありますが・・・。)
爪楊枝とラメの合わせ技で修復。
爪楊枝で強く押し過ぎてベースコートが剥がれたのですが、ラメを塗って、トップコートで仕上げれば何とかなります。
かなりラメの量を増やすことでなんとかなりました。これ、本当にさっき大失敗したフレンチネイルです。
ちなみに今回修復に使ったラメは『キキララネイル キャンディースターダスト21』です。色々なサイズのラメが入っているので使い勝手がよくて本当に可愛い♪
ラメでもごまかしきれない場合は、失敗した箇所に直接シールやストーンを貼りましょう。
真っ直ぐフレンチネイル
セルフネイルで作るフレンチネイルの中で一番おすすめなのが真っ直ぐフレンチです。
マスキングテープを使えば綺麗な一直線が作れるので本当に簡単♪
ヤーンを使えば簡単に自分だけの可愛いデザインを作ることができます。 → ヤーンを使った花柄フレンチネイルの作り方
斜めフレンチネイル
爪長効果バツグンで、簡単に作れるのが斜めフレンチ。
こちらもマスキングテープでとっても簡単に作ることができます。
斜めフレンチの向きにルールはありませんが、親指とそれ以外の指で反対にするとスラっと綺麗に見えます。 → 誰でも作れるシンプルな斜めフレンチネイルの作り方
王道フレンチネイル
王道フレンチネイルを簡単に作る方法は2つあり、マスキングテープを切って作る方法と、フレンチネイル用のガイドテープを使う方法があります。
【マスキングテープを切って作る方法】
身近な1円玉を使ってフレンチネイルの型を切り取ります。
切れ味の良い小さいハサミが切りやすいと思います。
切ってしまえば、これまでの方法と同じです。
【ガイドテープを使う方法】
100均にあるフレンチネイル用のガイドテープを使います。
使い方はマスキングテープと同じで、貼って→塗って→剥ぐだけです。
マスキングテープを切るより簡単に作ることができました。
穴あけパンチの補強シールを使っても作ることができます。
逆フレンチネイル
爪の根本にフレンチラインを作るのが逆フレンチネイルです。
写真は補助テープで作っていますが、マスキングテープを切って作ることも可能です。
逆フレンチは短い爪におすすめのデザインです。仕事で爪を伸ばせない方は試してみてください。
丸フレンチネイル
丸いシルエットでとっても可愛いのが丸フレンチです。
カーブを普通のフレンチネイルと反対にするだけで簡単に作れます。
丸フレンチはコロンとした可愛い感じを活かしたデザインが似合います。→ 丸フレンチを使ったひまわりネイルの作り方
逆Vフレンチネイル
2枚のマスキングテープで簡単に作れるのが逆Vフレンチです。
上品で高級感のあるデザインなので、大人な女性におすすめ♪
マスキングテープで作る自由なデザイン
フレンチネイルとは関係ありませんが、マスキングテープを切ることで自分の好きなデザインを自由に作ることができます。
写真のようにハートデザインを作ったり、チェック柄を作ったり、何だってできます。
ネイルに不向きなマスキングテープもあるので、なぜか失敗するという方は1度マスキングテープの種類を変えてみてください。
ここまでマスキングテープを使った簡単フレンチネイルを紹介してきましたが、他の方法でも簡単に作ることができるので紹介します。
シールを使ったフレンチネイル
この写真を見てください。
実はこれ『ウォーターネイルシール』を貼っただけのネイルです。
マスキングテープを使っても上手くできないって方はシールを使いましょう。
作り方は至って簡単。
①作りたいフレンチネイルの幅に合わせてシールを切ります。
②シールを10秒ほど水に浸けます。
③台紙から剥がして、シールを爪に貼ります。
④軽く水気を拭き取り、余分な箇所にトップコートを塗って、爪楊枝などで削ぎ取ります。
⑤全体にトップコートを塗ったら完成。
この方法を使えば次のようなフレンチネイルがカラーを使わずに作ることができます。
100均にはかなりのウォーターネイルシールがあるので探してみてください。(個人的にはキャン★ドゥのしずくウォーターネイルシールがおすすめ)
ネイルサロンに行きたいけど地雷ネイリストだけは避けたい。
どうやって見極めれば・・・。
もしこのように、どのネイルサロンに行くか悩んだ場合はそのネイルサロンのホットペッパー(ブログ)やInstagramに公開されている『シンプルなフレンチネイル』のを見て、次の項目を確認してみてください。(公開していないお店では使えません。ごめんなさい。)
- フレンチラインが綺麗に引けているか
- 左右対称にカーブを描けているか
- 幅は揃っているか
正直な話、ネイリストでも綺麗なフレンチネイルを作れない人はたくさんいます。
もちろんフレンチネイルだけでそのネイリストの善し悪しを判断することはできないのですが、地雷ネイリストを避ける1つの判断基準にはなるので確認してみてください。
私も地雷ネイリストって思われないように、日々成長しないといけません。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。